2016年10月2日日曜日

USB電源追加、動作の事前確認と極性

USB電源追加の大まかなアクセス手順は、別ページに書きましたが、こっちは事前に行った電気関係の現況確認と機器の動作確認です。

常識ではシガーライターコネクターは真ん中が+12Vで、周囲がGNDです。でも車に乗ってすぐ電圧を測ったら0Vしか出ていません。ブレーキを踏みながらスタートボタンを押すとちゃんと12V来ていました。

センタートレーを裏返した時には、シガーライタープラグは、ヒューズから来た線がつくコネクターの横が穴が開いていて、センター端子が見え、周囲のGND端子はそのまま裏でもアクセスできます。

これを手がかりにテスターで測ると、ここに来ている赤線が+12V、白地に黒線がGNDと判明しました。まあ、常識的配線色でした。

一方、デュアルUSB電源は個人輸入の中華品なので、自動車で動作確認する前に、PC電源を改造して作った室内DC電源で動作確認しています。マニュアルはないけど、常識にしたがって、赤を+12V、黒をGNDしています。
実際に組みあがってから、USB電圧を確認しようと思ったら、表示がセンターコンソールボックス向きで写真が撮れませんでした。(手鏡で何とか確認しています)


H211 TV/ナビキット(4)─>USB電源追加


TV/ナビキットはどうもうまく動作しているようなので、速度パルス遮断スイッチ(ナビが動かない時に、通常のIをOに切り替え速度パルスを遮断)をどこにつけるか悩みました。

どこにはりつけるのか迷いましたが、結論は助手席側のカーペットの上のセンタートレー下のプラ部品との隙間です。カーペットの端のプラカバーの下にコードは挟んで隠し、以下の様にしています。
良く見ると、真ん中のトレーが外されて浮いています。

これはシガーライターソケットの横のオプションのHDMIをつける穴がダミーで塞がれていたので、そこにアフターマーケットのデュアルUSB電源コネクターを取りつけています。

このトレーを外すのはセンターコンソールの蓋を開け、まずトレーの上についている小さな白い部品を外します。真ん中の上を少し抑え、前に押し出すようにし、両横の押し込み固定をプラレバーで傷をつけないように外します。この辺は外した部品を見れば一目瞭然です。


さて、仮組みです。

USBアダプターの勘合が短めで甘かったので、まず削って引っかかるようにしました。

これでもUSBコネクターを差し込み、それを抜こうとすると一緒に全体抜けてきます。ここは裏から部品の間に爪楊枝を刺しこみ、さらに緩んできたりしないようにホットメルト接着剤で固定しました。
電源は隣からいただいています。圧着分岐部品も緩まないようにホットメルトをつけています。

さて、部品みんなハメ戻したら完成。















H211 TV/ナビキット(3)

先週、TV/ナビキットを導入したら、バックカメラが動かなくなった件を調べました。

その前に、ナビのまわりから助手席側ダッシュボードをカバーしているインパネ部品の外し方をここに書いておきます。ちょっと注意が必要です。そもそもデカく、2つの部品がネジ止めで組み合わさっています。これらをまとめてはめ殺しから引き剥がします。外した部品を裏返しして、外された側を下に上下逆にして撮った写真が下です。

赤い部分がはめ込まれる部分です。助手席側のドア側の端を少し浮かし、はめられた部品の下にプラスチック製の内装はがしレバーを差し込み浮かします。そのときレバーは一番入りにくいと感じる、はめ込み部のところで力をかけます。ここなら大丈夫ですが、ちょっとヒヤヒヤするぐらい力が要ります。

実際に使った工具は以下です。ボックスレンチは10mmです。

盗難防止の特殊ネジは、今日は黄色い1/8"の四角がついたねじ回しにちゃんとつけています。

さて、これでうまく外れるのですが、前回つけたキットのGND線をGNDから外しても一向にナビはバックでカメラが動作しません。一方、TV/ナビキットを外して直結するとちゃんと動きます。壊したわけでは無いようです。

これには少々困り、色々難しい原因を想定し悩みました。でも原因が分かったら、バカみたいでした。

外したキットのコネクター(♀)側ですが、良く見ると右端のバックのラインが曲がっています。これでは繋がっていないので、バックに入れ0VになってもPINはオープン(きっとプルアップされているのでHIGH)状態です。つまりキットをはさんでいるとバックになったとナビは検知できません。このピンをラジオペンチで真直ぐに立たせてから、再チャレンジ!

おーーーーー、問題ない!

結論:
旧型(2012年以前)対応として売られているTV/ナビキットでも2016年のZVW50に使える。ナビスイッチ(スピードパルス線の切断スイッチ)を別途準備するなら600円ほどのキットでもコネクターが入手出きるので十分つかえる。

2016年9月28日水曜日

H211 TV/ナビキット(2)

日曜日に先日入手したTV/ナビキットをインストールしました。

助手席のにあるグローブボックスは、開いた後、左側のクッションステーを端の勘合を外した後で、無理せず真直ぐ手前にまずはずしました。

その後、ステレオから助手席ドアまでが一体のインパネカバーをはずします。ディーラーでもらったステレオまわりのパネル分解図に従いドア側の端からプラスチック製の傷がつかないレバーを使って真直ぐ手前に引くように外しました。最初はかなり力がいるので少々不安です。もちろん、少し外れたら、すぐにコネクター類は壊さないように外します。

ディーラー純正でついてきたステレオを外すには、車両購入時にもらっているキーの特殊ボックスレンチがいります。これが車の中で見合ったらずに慌てて、大騒ぎをしてしまいました。落ち着いて探したら、スペアキーと一緒にあるべきところに保管していました。これに合うのは小型の(1/4"?)なので、奥にしまっていて出してくるのが面倒だったので、マイナスドライバー(大)をブチ込んで問題なく使えました。もう一組は10mmの普通の六角でした。リヤーライトの取り外しと一緒で、10mmのボックスです。ボックスを回すには間違えて傷つけないように、Tハンドル+15"延長バー+フレキシブル・ジョイントとの組み合わせがベストです。

前回ブログに書いた部品のコネクターが、ちょうど合うところにはめ込み、アースをステレオの止めネジで落としてやり、作業終了。インパネカバーを戻せば、よし。簡単だ!

なぜキットの対応年が2014年だけだろうかとは思いつつ運転、意外と快調。TVはみえるし。。。

帰ってきて駐車しようと思ったら、あららバックカメラが動作せずTVがついたままではありませんか。ナビにしてもバックカメラが動作しません。

まあ、当然の気もします。どうもパーキングブレーキが引いた状態(1がGND)だとそれが優先され、バック(5)が12VからGNDになっても無視されるようです。そういえば、ディーラーが販売している新型対応の宣伝に「リレーがついてる」とかなんとか書いてありました。バック信号次第でパーキングブレーキ信号(1)のGNDを解除する必要がありそうです。

本来、パーキング(1)に繋がるラインは走行時はオープンで、パーキング時にそれをグランドに落とすようにスイッチがついています。テスト入力(4)はNCが基本です。パーキング入力(1)やテスト入力(4)はナビの内部でPULL-UPされている感じですね。またバック入力(5)は通常12Vが15Aのヒューズ線から来ていて余力はありそうだし、バックになるとOPENかGNDとなる感じです。(NETにころがっているトヨタ車の電気配線を見た限りですが…)

こうなったら次の週末に、対応を考えねば。

作戦ですが、今回インストールしたキットのGNDを外した際に、GNDを切ればバックカメラが使えるかを確認。もしOKなら、リレーではなく、N-chのMOS-FETをつかいましょう。

  • ナビ側の1,4ピンにつながるラインをDRAINに
  • GNDにつながるラインをSOURCEに
  • バック(5)つながるラインは、ショート防止の10Kohm抵抗を咬ました上でGATE

につなぐようにアダプターを改造するのかな。(まあ、事前にもう少しテストしてからするかな?)

使うFETは、VDS=25V, IDSS=1uA程度なら何でもいい感じがします。 ーー でも大丈夫かな???

補足: 結局コネクター内のピンが曲がっていて、バック入力がうまく繋がっていなかっただけでした。

2016年9月11日日曜日

デジタルキャリパー(ノギス)

公称0.01mm精度でデジタル読み取り出きるというデジタルキャリパー(ノギス)を1461円で購入しました。

購入元:BANGGOOD

機械式のバーニヤ(副尺)に頼る古典的ノギスでは読み取れても0.05mm精度な上に、老眼では0.1mm読み取りも大変なのが今回の購入動機です。





この値段でもちろん本当に0点がカタログ通り0.01mm精度が出ているとは思っていません。上の写真ぐらいはズレます。でも0.1mm精度は余裕で簡単に読み取れるので悪くない買い物のようです。


USB出力の電圧電流計

USBの出力電圧と電流が読めるガジェットを、375円で購入しました。安い!

購入元:banggood URL



まあ、これでスマホの充電状況が可視化できそうです。

それなりに使えそうです。

H211 TV/ナビキット(1)


走行中に助手席から自由にTV視聴とナビ操作がしたいのは人情ですが、かといってディーラーでウン万円払うのはいやです。

インパネの外し方はディーラーで整備士用のマニュアルを印刷してもらえばプラスチックレバーの当て込み方ははわかります。既存コネクター自体の改造だと安く出来るのですが面倒です。ここは簡単に安価なコネクターキットを購入する方が楽です。

私はAMAZONのJekyllsから、1900円でトヨタ/ダイハツの走行中にTV視聴とナビ操作ができるようにするH211キットを買いました。購入のポイントは2つ:

  • 「ナビ対応」と書いてあり、スイッチがついている
  • スイッチが簡単に穴開けなし取り付けられるようになっている



実際にはカタログ上は2012年モデル対応としかなく少々古いのでちょっと不安ですが、まあ大丈夫だろうと買っています。(2016年版 PRIUS ZVW50用を想定)、この方が簡単なので。。。ダメならダメでコネクターは入手出きているのでまた遊べます。

現物の結線確認結果は以下です。

ナビに差し込む、雄コネクター側(ピン受け側)はコネクター面左から
1: 黒(アースに繋ぐリード線と4に繋る)
2: 黄色(雌の2に繋る)
3: 白(ジャンパーのコネクターへ)
4: 黒(1に繋る)
5: 緑(雌の5に繋る)

反対の、雌コネクター(ピン側)は配線面左から
1: NC
2: 黄色(雄の2に繋る)
3: 白(ジャンパーのコネクターへ)
4: NC
5: 緑(雄の5に繋る)

白はジャンパー/スイッチと接続。

スイッチは
「◯」がナビ可=オープン
「I」がTVのみ可(通常)=ショート

ちなみに、ピンの信号は以下ということのようです:
1: PARKING信号(GNDで駐車中に見え、TVが視聴可)
2: NC?
3: 速度信号(ナビを使うには車速0=ラインカットが必要)
4: GNDするとテストモードとなり、PARKINGや車速ゼロで走行してもナビが文句言わなくなりGPSだけで位置を出すらしい
5: バック(12V)

よくネットである結線ではPIN2はNCなのに、今回購入品は念のためかちゃんと雄雌間を結線されていたのは好感です。


まあ、取り付けは後日のお楽しみ。

暇潰しと微調整

コンピューターに限らず、購入したガジェットのことや、身の回りのものを、分解・解析・改造した内容のメモをここの置きます。(不定期更新)

過去関連ブログは日本語で:

などにあります。

Debianの関係のブログは英語で:
にあります。